「ラスタデータとは何?」の版間の差分
提供: OSGeo.JP Wiki
Arctic tern265 (トーク | 投稿記録) |
Arctic tern265 (トーク | 投稿記録) |
||
行7: | 行7: | ||
標高マトリックスのようなモデルデータがあります。 | 標高マトリックスのようなモデルデータがあります。 | ||
− | + | ベクタデータとは異なり、ラスタデータは通常一つ一つのセルがデータベースのレコードに関連付けられているということはありません。 | |
ラスタデータは地上解像度およびラスタレイヤーの角のピクセルのx/y地上座標によって座標値が決定します。 | ラスタデータは地上解像度およびラスタレイヤーの角のピクセルのx/y地上座標によって座標値が決定します。 | ||
これにより、QGIS上でデータを正しい位置に表示することができます。 | これにより、QGIS上でデータを正しい位置に表示することができます。 | ||
QGISでは正しくデータを表示するために、地理参照情報としてラスタレイヤー内で定義されているもの(例.GeoTiff)か、もしくは適当なworldファイルを利用することができます。 | QGISでは正しくデータを表示するために、地理参照情報としてラスタレイヤー内で定義されているもの(例.GeoTiff)か、もしくは適当なworldファイルを利用することができます。 |
2009年9月11日 (金) 02:16時点における最新版
ラスタデータとは何?
GISにおけるラスタデータとは、離散的セルに分割された行列形式のデータで、 それによって地球表面上もしくは地表面下の地物を表現しているものです。 ラスタ格子の各セルは全て同じ大きさであり、また通常セルは矩形です(QGISでは必ず矩形になります)。 代表的なラスタデータセットとしては、航空写真や衛星画像などのリモートセンシングデータや、 標高マトリックスのようなモデルデータがあります。
ベクタデータとは異なり、ラスタデータは通常一つ一つのセルがデータベースのレコードに関連付けられているということはありません。 ラスタデータは地上解像度およびラスタレイヤーの角のピクセルのx/y地上座標によって座標値が決定します。 これにより、QGIS上でデータを正しい位置に表示することができます。
QGISでは正しくデータを表示するために、地理参照情報としてラスタレイヤー内で定義されているもの(例.GeoTiff)か、もしくは適当なworldファイルを利用することができます。