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WMSサーバを追加したら、地図凡例で右クリックをして、Propertiesを選択することで、プロパティを表示させることができます。

Metadataタブ

Metadataタブでは、WMSサーバに関する豊富な情報を表示します。 この情報はサーバから返ってきたCapabilitiesから多くを収集しています。

多くの定義はWMS標準[7][8]から拾えますが、いくつかの便利な定義があります。

  • Server Properties
    • WMS Version - サーバがサポートするWMSバージョン。
    • Image Formats - 地図描画時にサーバが応答できるMIMEタイプの一覧。QGISは基礎となっているQtライブラリのビルド時に指定したフォーマットは全てサポートします。一般にはimage/pngimage/jpegは少なくともあります。
    • Identity Formats - Identifyツール使用時にサーバが応答できるMIMEタイプの一覧。
  • Layer Properties
    • Selected - サーバがこのプロジェクトに追加されたときに、このレイヤが選択かされているかどうか。
    • Visible - このレイヤが地図凡例内で表示するように選択されているかどうか(このバージョンのQGISではまだ使えません)。
    • Can Identify - Identifyツールを使用したときに、このレイヤが結果を返すか返さないか。
    • Can be Transparent - このレイヤが透過レンダリング可能かどうか。このバージョンのQGISでは、これがYesになっていて、かつ画像エンコーディングが透過をサポートしている場合には、常に透過を使います。
    • Can Zoom In - このレイヤをサーバが拡大表示できるかどうか。このバージョンのQGISでは、全てのWMSレイヤがYesにセットされているものと仮定しています。欠陥のあるレイヤは変にレンダリングされるかも知れません。
    • Cascade Count - WMSサーバはレイヤ用のラスタデータを取得して他のWMSサーバのプロキシのようにふるまえます。このエントリは、一回の結果を得るために何回このレイヤのリクエストをWMSピアサーバに回すかを示します。
    • Fixed Width, Fixed Height - このレイヤのソース画像で固定ピクセルになる次元があるかどうか。このバージョンのWGISは、全てのWMSレイヤでこれがセットされていないと改定します。不完全なレイヤは変にレンダリングされるかも知れません。
    • WGS 84 Bounding Box - レイヤの、WGS84座標でのバウンディングボックス。WMSサーバではこれが正しくセットされていないことがあります(たとえばUTM座標系の値が変わりにセットされていたりします)。正しくセットされていない場合は、QGISで非常にズームアウトしたものとしてレンダリングされることがあります。WMS管理者にこの誤りを知らせた方が良いです。WMS XML要素 である LatLonBoundingBox, EX_GeographicBoundingBox または CRS:84のBoundingBoxとして知っているかもしれません。
    • Available in CRS - このレイヤがWMSサーバ側でレンダリングできる投影法。これらはWMS固有の書式で一覧になっています。
    • Available in style - このレイヤがサーバ側でレンダリングできるスタイル。